C型肝炎治療の目標

C型肝炎治療が目標都するのは、①C型肝炎ウイルスの排除②病気の進展予防が目的となります。
C型慢性肝炎が確定し、病気の進行の程度、C型肝炎ウイルス量や遺伝子型が明らかになれば、今後の治療方針について医師と相談していきます。C型慢性肝炎、C型代償性肝硬変の治療の目標は、非代償性肝硬変への進行あるいは肝がんの発生予防にあり、そのために原因であるC型肝炎ウイルスの排除を目的とした抗ウイルス療法、もしくは、進展予防を目的とした肝庇護(かんひご)療法が考慮されます。

C型肝炎ウイルスの遺伝子は下記のように分別されています。

1 ジェノタイプ
C型肝炎ウイルスの遺伝子の特徴により、1a型、1b型、2a型、2b型などに分類しています。
日本人の場合、1b型が多く70%を占めます。2a型が20%、2b型が10%で、1a型はほとんどみられません。

2 セログループ
C型肝炎ウイルスを血清学的に分類したもので、セログループ1とセログループ2があります。遺伝子型の1b型はセログループ1、遺伝子型の2a型と2b型はセログループ2に該当します。

それぞれの遺伝子や、肝臓の状態、進行具合、年齢などで治療法が変わってきます。
現在、インターフェロンを使わない飲み薬だけの治療が登場し、「インターフェロンフリー」治療として、わが国で2014年9月から始まりました。今まで、治療を諦めていた方にも、進化する医薬品により、治療が進められるようになりました。
しかしながら、体内からウイルスがいなくなったとしても、これまでにダメージを受けて、悪くなってきた肝臓そのものが綺麗に完治したわけでは決してありません。肝臓をいたわった、ライフスタイルを送るように心がけましょう。